港4、たかはし内科胃腸科跡に建設中の医療法人社団オロロン会(苫前町・小野哲郎理事長)が運営する「医療法人社団オロロン会南稚内クリニック」が6月3日に開院することが決まった。
 医師不足など稚内の医療に関する新聞記事を見て協力できればと、稚内市の開業医誘致に関する助成制度によって開業計画を進めてきた。建築工事は昨年暮れから着工し、木造2階建ての延床面積は420・25平方㍍。1階には診療室、検査室、処置室、待合室など、2階は会議室、休憩室など作る。
 医療法人化しているため小野理事長自ら稚内の院長に就くことが出来ず、別の医師に院長を委ねる予定で準備を進め、当初はGW明けに開業する予定だったが、今年に入って交渉していた数人の医師に家族の同意が得られなかったなどとして断られたことから、開業のメドが立たず現在に至った。
 常勤医師が決まるまでの期間、小野理事長の苫前との兼務を北海道厚生局に打診したところ、地域の医療事情から特別に許可されることになり開業することに決まった。
 診療科目は内科、小児科、外科の3科目。金、土、日、月曜日の午前8時半~午後0時半(受付時間午前8時~正午)、午後2時~7時(同午後1時半~6時半)までの変則的な診察となるが、常勤医師が見つかり次第、診察日などが変更される。
 開業に対し小野理事長は「予定より遅れてご迷惑をお掛けしましたが、稚内市民のためにお役に立つよう一生懸命頑張りますので宜しくお願いします」などと話していた。