先週23日の読者コーナーに「義母が百歳になったのに稚内以外の施設に入所しているため稚内市からお祝いを戴くことができませんでした」という投書が載りました。投稿された方は憤りに近い表現をされていたが、筆者も宜なるかなとの思いはする。
 稚内市(長寿あんしん課)によると、介護保険の関係から高齢者の住所は入所している施設が住所となる。このため稚内市内に住んでいるか、市内施設を利用している人以外の豊富や猿払、浜頓別など管内はもとより札幌など道内、東京など道外の施設に入所している人は百歳長寿のお祝い贈呈の対象にならず平成26~28年度までは今回のようなケースはなく、24、25年度に同様なケースあるも、とりたてて問題になることはなかったという。
 投書された人は「義母は稚内市民として扱われていない」などと差別的な扱いに言及している。役所としては条例に定められているよう対応したのだろうが、木で鼻をくくるよう感もしないわけではなく、百歳まで長生きし目出度いのだから入所先の区別なくお祝いしたいものであり、稚内市と議会には善処を求めたい。
 稚内の老人ホームは満杯状態で空きがある地方の施設に入所する高齢者は少なくない。稀有な百歳長寿なのだからケチなことを言わず皆んなでお祝いしてあげればいい。
 長生きして良かったと、お年寄り本人、家族の人たちが思えるよう杓子定規でない血の通った行政遂行を求めたい。
 市民が主役であること失念しないようしたいものだ。