北門神社の御鎮座120年を祝う雅楽・神楽・舞楽演奏会が20日夜、ANAクラウンプラザホテル稚内で開かれ、300人以上の観客が雅楽の調べと優雅な舞を堪能した。
 道内各地で演奏活動を行っている北海道雅楽振興会(札幌)が、節目を迎えた北門神社の奉祝行事として稚内で初めて開いたもので、宮内庁式部職楽部元主席楽長の安斎省吾氏はじめ道内で雅楽や舞踏をする神職20人余りが出演した。
 会場内に設けられた特設ステージに平安時代の雅な衣装で登場した出演者達は、中国などから伝わった笛や琵琶、太鼓などで雅楽の古典曲「越天楽」など演奏し、蝶のように舞う舞楽「胡蝶楽」などを披露した。
 神社120周年の演奏会を終え、山本泰照宮司(64)は「ほぼ満席で多くの人に雅楽の魅力を伝えることができ良かった」と話し、今後も稚内で雅楽の教室を開いていきたいと意欲を燃やしていた。