宗谷総合振興局(環境生活課)はアザラシの漁業被害対策として6月から清浜沖合いに捕獲用の刺し網を設置する。
 夏は北上し北海道からいなくなるはずのアザラシが近年、留まってはタコなど食い荒らす漁業被害が深刻化しており、局独自事業として平成27年から2年間、東浦漁港と宗谷沿岸の2カ所に箱わなを設置するも、1頭も捕獲できなかった。
 これまでの調査で夏場は東浦~清浜までの沿岸に50頭ほどが残っていることが分かり、今年はアザラシが遊泳、通過するルートを遮断するように300㍍ほどの網を張り捕獲を試みることにしており、海上など気象条件を見て設置し9月末まで実施する。
 昨年度、宗谷管内のアザラシによる漁業被害は6856万円にもなっており、担当者は箱よりも広範囲の刺し網設置による効果を期待している。