稚内出身で東京稚内会会長を務める小坂輝雄さん(70)が取り組む稚ナマコの放流活動が16日午後、ノシャップ~富士見までの日本海で行われた。
 故郷への恩返しもあり独自の取り組みとして平成24年から稚内漁協から親ナマコの提供を受け、試行錯誤をしながらふ化に成功させ27年からこれまでに約8万匹放流している。
 今年も稚内漁協磯なまこ部会や市、漁業者の協力を得て150㍍の沖合いに、昨年7月にふ化させ育てた体長3㌢余りの稚ナマコ4万匹を放流した。
 昨年に続き、放流に立ち合うことができなかった小坂さんは「今年も多くの稚ナマコの放流ができて良かった。今後は、これまでの飼育体験を活かした養殖事業化成功を含め市場への供給態勢が出来るように頑張りたい」などと話していた。
 7月には、稚内漁協から親ナマコの提供を受け、来年放流する分の採卵作業を行う。