ツルハ(稚中向い)に続いてホーマックニコットも宝来の10階建て団地の向い海側に出店する。
 地方からの大型店はこれまで南地区への出店が主体だったが、サツドラが郵便局向いに出店したことを機に北地区(宝来)への進出を加速している。サツドラ中央店の売上げなどから10階建て市営住宅3棟などある中央、宝来、恵比須、ノシャップ地区住民の購買力を見込んでの出店なのだろう。
 オープンはツルハ、ニコットとも8月以降になるようで、北地区住民にとって買い物の不便が幾らか解消されることになるのか。
 稚内は30年以上前「陸の孤島」と称せられたこともあった。それは旭川から250㌔、名寄から170㌔離れ独自の商圏を築いていたこともあるが、既存地元店がパチンコ店ひまわりの出店を阻止した〝ひまわり事件〟に代表されるよう地方から進出を阻止してきたことにも由来があり、そういうことでは陸の孤島も今は昔の話となり、ある意味開放的ともいえる資本主義経済然としているが、その代償として地元店が軒並み廃業という憂き目にあっている。
 パチンコ店はいい例で、ひまわり事件のあと進出したイーグル(2店舗)、マルハンによって8店あった地元店は今は2店に減ってしまった。
 以前は住まいの近くに個人商店があり少々高かったが買い物に行っていたもので、現在は食品スーパー、コンビニに取って代わられ稚内市民として地元資本の店舗などがなくなるのは寂しい限りだが、時代の趨勢で止むを得ないとの思いもある。