連休明けの病院、開業医(診療所)は込み合っているようで昨日売店に寄った市立病院は待合、受付、会計そして整形外科などある1階は正に黒山の人だかりであった。
 患者でもないのに社屋に帰る道すがら市立病院に寄るのは誰か知った人に会えるかも―という期待もあってで、過日他界したHさんとはよく会いホタルの話など聞いていた。このように多くの人が集まる病院は報道に携わる身にとって貴重な情報収集する場所の一つであり時間があれば立ち寄るようにしている。
 マスコミ(マス・コミュニケーション)に携わる者にとって段取りよく情報を教えてくれる官庁は有難いのだが、何より大切なのはまちネタであり、できるだけ多くの人と会い世間話などすることで直接的にも間接的にもヒントを得て報道するのが記者冥利といえ、報道という仕事の醍醐味ともいえよう。
 良い事ばかりでなく悪い事、報道される側にとって不快に思う事も報道しなければならないことから私生活含め自らに不正や非道があってはならず、言ってみれば程々潔白でなければならない。
 自分が汚れているのに他人の事を書く資格などあるわけがない。
 マスコミというのは組織の大小、都会・田舎に拘らず清廉な心持が大切なことは論を俟たず、見聞した不正を勇気をもって報道する胆力も必要であり、それは大樹の陰に寄り添う人には到底できることではない。
 民主主義の根幹は民意を如何に反映させるかであり、置き去りにするとしっぺ返しされることがあるので留意しなければならない。