春の褒章受章者が発表され、稚内からは山岡幸紀さん(78)=港2=が業務精励で黄綬褒章に輝いた。
 自営業を営む山岡さんは、昭和51年に日本公衆電話協会に加盟し公衆電話の受託業務を行う傍ら昭和60年に同協会北海道総括理事、平成21年からは道北支部長を務めるなどし、子供たちを対象とした公衆電話の正しい使用についての講習会を開くなど電話の利用推進や維持管理に携わってきている。
 これまでの業務を振り返り一番の心痛は、公共施設や市内の商店などを含め一時市内には200台近くの公衆電話があり多くの市民に利用されてきたが、平成に入り携帯電話の普及によって利用者が減り、現在は40台余りまで減ってしまったことだという。
 山岡さんは「会員皆さんの支えがあっての受章なのでとても感謝しています」とし、公衆電話が災害時に見直されていることから「灯を消さないようこれからも公衆電話の大切さが理解されるよう呼びかけていきたい」と話していた。