神奈川県在住で大韓航空機撃墜事件遺族会の中澤トリさん(83)と次男佑次さん(56)貴子さん(54)夫妻が24日午後、工藤市長の許を訪れ、トリさんの夫建祐さんが今年3月に亡くなったことなどの報告をした。
 長年に亘って遺族会会長を務めていた川名優収さん(平成20年死去)のあとの会長代行として中心的な役割をしてきた建祐さん(90)が、今年3月5日に他界したことからトリさんら家族が稚内市に対する今までのお礼などを含め報告に来市した。
 事件当時、中学校の美術教諭だった長男建志さん(享年25歳)が大学生時代に描いた油絵が寄贈されたあと、生前の建祐さんと建志さんの思い出などを振り返ったトリさん佑次さん親子は「当時の浜森市長を含め大変お世話になりました。稚内は第2の故郷だと思っています」などと話していた。
 中澤さん親子は、25日に宗谷岬平和公園の祈りの塔を訪れ慰霊など行ったあと26日に離市する。