いきなりの解散の報には驚いてしまった。稚内カントリークラブ(CC)の営業が芳しくないのは数年前から耳にしていたが、今年も営業できるものと楽観していたのに突然の解散は一時は早朝、薄暮含め足繁く通った一人として残念でならない。
 稚内CCは昭和38年撤退した米軍キャンプから引き継ぐ形で営業を始め昭和62年には年間3万5000人も利用があったものの、平成4年に増幌や豊富に新たなゴルフ場ができその後ブームも去ったことから利用者が大きく減少し、昨年はピーク時の7分の1まで減ってしまった。流行廃り世の慣いとはいえ8割以上も減ってしまえば存続は不可能だ。
 このためCCは2月に株主総会を開き解散を決め、選任された3人の清算人がその後何かと苦労し再開の道を探っているようだが、地権者の問題もあり再建計画も頓挫しているような話も聞いている。
 しかし稚内CCがこのまま消えてしまうのは勿体ないというのか稚内のゴルフ愛好者にとっても寂しい限りであろう。多額でない寄付を募るなどして継続できないものか。
 「亡国のスポーツ」などとお金持ちのスポーツとして揶揄する向きもあるが、稚内の場合、クラブ購入など初期投資含めそれほど高額なものでなく、何よりも結構な距離を歩くので健康にも良い。
 このまま閉鎖されるとしたなら愛好者は遠くまで足を運ばなければならず、最終的には自然にゴルフを止めることにも繋がる。
 豊富CCのよう役場などが運営主体となる形もある。ゴルフの灯を消すべきでない。