北海道サハリン航路(HSL)の藤田幸洋社長が24日、稚内市に対し6月2日から運航するサハリン航路に関し運航経費支援を要請した。
 今年は9月19日まで39往復78便が運航されるサハリン航路は、サハリン海洋汽船「SASCO」が事業主体となり、HSLが日本総代理店として旅券の販売など業務を担う。運航経費は92万㌦(約1億円)上限として双方で折半することになっている。
 運航経費の半額46万㌦の支援を要請した藤田社長の「財政が厳しい状況でありますが、航路を維持していくために支援をお願いしたい」などとの要請に工藤市長は「議会の場で財政支援することは伝えました。稚内だけでなく北海道全体にとっても必要な航路であります」と述べた。
 今年は乗船率35%の旅客2200人を目標にしており、日向寺専務は「昨年の日ロ首脳会談後、ロシア人のビザ緩和措置が開始され、ロシア人向けに札幌の旅行会社が弾丸ツアーを計画している。稚内への買い物ツアーなど良い方向に進んでいる」と話していた。