富磯小で24日、サケ稚魚が放流された。
 昭和63年から総合学習の一環として取り組んでおり、今回で30回目の節目を迎えた。
 昨年12月、宗谷管内さけ・ます増殖事業協会中頓別ふ化場から譲り受けたサケの卵3000粒を児童10人がエサやりなど世話をした結果、2800匹が体長6㌢まで成長した。
 サケ稚魚のお別れ式で川原校長は「いよいよサケが旅立つ時が来ました。大きく育って帰ってくることを願いましょう」などと挨拶し、児童たちがサケの成長記録や飼育の感想を発表した。
 学校近くの追久間内川へ移動した児童たちは、橋の上から「大きくなって帰ってきてね」と声を掛けながら稚魚を放流し、川を元気に泳ぐ姿を見送っていた。
 4年生の鐙翔矢君は「サケを育てるのは楽しかったし、大きくなってほしい」と話していた。
 同校はこれまでに8万6000匹の稚魚を放流しており、毎年秋には遡上するサケを観察している。