稚内公園で、オンコなど樹木の新芽や樹皮がシカに食べられる被害が拡大している。
 公園の冬囲い外し作業を進めている稚内市シルバー人材センターは最近、樺太犬供養塔周辺にあるオンコなどの木が、シカによって樹皮がきれいに剥ぎ取られているのを見つけた。シカが首を伸ばして届く高さ2㍍の位置まで皮を食べつくしたものなどもある。
 食害だけでなく、シカが体をこすりつけて樹皮が剥がれたことが原因でやせ細ってしまった木や冬囲いを外す前にムシロを破って新芽が食べられた木もあり、会員は「ムシロを破るなんて初めてのこと。冬に裏山で50頭が駆除されているが、シカはそれ以上に毎年多く繁殖している。シカの被害は年々拡大する一方だ」と頭を抱えている。