上勇知の自然卵養鶏場「カヤニファーム」は今年、新たに鶏舎を建設することになり、伊藤香織代表(44)は「宗谷の〝しおかぜたまご〟を沢山の人に食べて貰いたい」と意気込みを示している。
 現在約500平方㍍ある鶏舎で飼っている400羽の鶏が生産し商品として出荷できる卵は1日120個余りで、10年近く養鶏業を続けるも生産量を増やすことができずにいたが、今の鶏舎横に250平方㍍の舎を5月頃建設し200羽余り増やす計画をしている。
 鶏舎建設に向けてはインターネットを通じて支援を募り、出資金に応じて返礼品などを送るクラウドファンディング制度を活用した結果、3カ月で70人以上からの支援が集まった。
 生産が軌道に乗れば将来的に新しい加工品の開発、直売店開設などを考えているという伊藤さんは「多くの支援の協力があり新たな鶏舎ができる。この応援に応えるためにも生産量を安定させ、多くの人に卵を食べてもらえるよう頑張りたい」と話していた。