鬼畜に劣る行いだ。1カ月ほど前、千葉県で起きた女児殺害遺棄事件の容疑者の男が逮捕された。その46歳の男は女児が通っていた小学校保護者会の会長を務め通学路の見守り活動もし、死体遺棄後、何食わぬ顔で見守り活動し、両親の故国であるベトナムへの旅費カンパの呼びかけ人代表になっていたというのだから善人面した鬼畜生である。
 それにしても容疑者にも子どもがいるというのに性的イタズラ目的と思われる行動と殺人まで犯したのはどういうことなのか。
 この種の女児を狙う犯罪は以前からあり、どこに住んでいても他人事でない。どこにいても異常者は住んでいるからである。
 稚内でも学校からの帰宅時に女子中学生や高校生にいきなり抱きついたりする事案があるので親御さんは防犯ブザーを携行させたりしているようで、警察は100円ショップでも売っているホイッスル携行を促しており、散歩やジョギングする人などの協力も呼びかけている。
 稚内ではスクールガードの人達が雨の日も風が強い日も吹雪模様の日なども登校時の見守り活動をしているが、下校時や部活などで帰りが遅くなってしまった夜間の見守りも必要となろう。
 心の中に〝闇〟を持った人間は人口比に応じて存在し、都会と比べると稚内など地方のマチは少ないのだろうが、人目につきにくい場所がその分多いので女の子は保護者ともども気を付けねばならない。
 人の仮面を被った鬼はいるので容易に信じないことだ。残念だが、そのこと教えるのも親の役目であろう。