北海道サハリン航路(HSL)は14日午後会見を開き、運航2年目となるサハリン航路について稚内国際フェリーターミナル内の免税店開設、運航会社のサハリン海洋汽船(SASCO)が2000㌧級の貨物船の新造を計画していることなどを明らかにした。
 航路には昨年同様、双胴船「ペンギン33」(270㌧・定員80人)を使用し、6月2日~9月19日まで39往復78便運航する。サービス向上のためターミナルにルーブルから円への両替所、酒やタバコを販売する免税店を開設するとした。
 運航スケジュールについてはロシア人が稚内で買い物しやすいよう週末に合わせた便、繁忙期の7月と8月は週3回往復するなどし5月2日から予約を開始する。日向寺専務は「ロシア人のビザが緩和されたのでインバウンド対策など一層の営業努力をし利用者2200人(昨年511)を達成させたい」とし、藤田社長は「サハリンから多くの人が稚内に来て頂き稚内の経済に恩恵があるよう頑張りたい」と意欲を示した。
 運航経費92万㌦(約1億円)を上限に、SASCOとHSLが折半し、HSL負担分は今月中に稚内市に支援要請するという。
 SASCOが計画している新しい貨客船は冬場も運航できるよう砕氷船タイプで、定員90人、建造費は24億円程度を見込んでいるという。
 サハリン航路の運航スケジュールについては15日からHSLのホームページで公表している。