市議会全員協議会は13日、市庁舎で開かれ、今季のサハリン定期航路の運航スケジュールについて市から説明があり、6月2日~9月19日まで39往復78便(昨年8月1日~9月16日まで12往復24便)運航することが明らかになった。
 サハリン定期航路の経緯と重要性、サハリン政府の昨年同様の支援が示されている中、工藤市長は「航路が中断されると、これまでに携わった関係者の努力が水泡に帰してしまう。今後もHSL(北海道サハリン航路・藤田幸洋社長)と連携を図りPR含め航路の利用推進に努めていきたい」などと述べた。
 本年度のサハリン航路の使用船舶は昨年同様アルミ製双胴船「ペンギン33」(270㌧・定員80人)。昨年はシンガポール~コルサコフ港まで自力運航してきたが、今年は大型貨物船に積載して韓国プサン港まで運搬、そこからコルサコフ港まで航行される。事業主体の運航はサハリン海洋汽船(SASCO)、HSLが日本総代理店として旅券の発券、予約、広告宣伝、稚内港での船舶代理の業務を担う。
 運航期間は、昨年の24便から78便とした中、閑散期の6月2~30日と9月4~19日は週2回往復(コルサコフ港月・金曜出港し稚内港火・土曜日出港)の14往復28便、繁忙期の7月3~9月2日は週3回往復(コルサコフ港月・水・金曜出航し稚内港火・木・土曜出航)の25往復50便運航。
 運航経費は昨年より31万6314㌦(邦貨3540万円)多い92万㌦(同1億300万円)を上限に、SASCO社とHSLが均等に負担することを確認したほか、総代理店経費も両社で均等に精算しHSLの負担金は運航経費に充てられる。
 旅客サービス向上策として、船内で横になれるスペースの確保、稚内港国際旅客ターミナルでの両替の実施。運賃は大人で片道1万8000円(子供9000円)を予定している。