不思議なもので火災予防や交通安全など集中的な運動が始まると火事や事故が起こる。春の交通安全運動入り初日の6日夜、稚内署のミニパトカーが歩行者と接触する事故が発生した。幸い歩行者の女性は軽いケガで済んだものの、折から雨が降り夜間の見通しが悪い上に黒っぽい傘をさしていたことから気付くのが遅れたようだ。
 交通事故は他人事でなく運転する人は歩行者ばかりでなく自転車に乗る人、特に子どもの自転車には注意を払わなければならない。
 交通事故で亡くなる人はお年寄りが多いが年齢別では7歳が一番多いという。7歳というのは学校に上がったばかりの1年生や2年生で、季節ごとの安全運動の中でも冬と共に重点とされる春が官民挙げて展開される理由はそこにある。
 稚内では宗谷地方事業主会稚内支部(貝森輝幸支部長)と稚内地区安全運転管理者協会(沖信夫会長)から30年近く寄贈されている黄色のカバーを付けたランドセルを背負った1年生が遠くからでも一目で判るようになっているのでドライバーも安全運転に心掛け新入学児の事故は起きていないが、問題は放課後や休みの時の飛び出し、とりわけ自転車の飛び出しには注意しなければならない。
 ドライバーの中には住宅街にも拘らず結構なスピードを出す人がいるが、もっての外のことであり住宅街では何か突発的なことがあっても直ぐ停止できるような速度で走行するのがよい。
 安全運動をするのはいいことだが、ドライバー個々の安全意識が最も大事なのは指摘するまでもない。