危険物業務従事者の叙勲受章者が発表され、元自衛官の家坂登さん(61)=栄2=が防衛功労で瑞宝単光章の栄誉に輝いた。
 道東の士幌町出身の家坂さんは、地元の高校卒業後の昭和50年、自衛隊に入隊。埼玉県入間の警戒通信隊、稚内分屯基地では通信電子隊などに所属し、退職する平成22年までの35年間、無線業務などに就き、大韓航空機撃墜事件にも遭遇し、阪神淡路大震災では被災地に派遣され任務を経験した。
 国を守るという気持ち一筋で任務をこなしてきたという家坂さんは、昭和58年9月1日の大韓機撃墜事件は当時、夜勤で基地内が緊迫した雰囲気だった―と振り返る。阪神淡路大震災の時は地震から10日後に2次要員として派遣され「道路がガレキで寸断される中、目的地の病院などへ給水支援に向かうトラックが通行できるようバイクで道を探す任務だったが大変でした」と話していた。
 今回の叙勲には「光栄で名誉なことであります。妻の典子や娘、息子には心配させたが家族の支えがありやってこれました。色々な人達に助けてもらっての叙勲だと思っております」と感謝していた。