稚内海保部長に着任した米川弘晃氏(56)は6日会見し「稚内はロシアとの国境に接し繋がりの深い街。それを踏まえ業務に当りたい」と抱負を述べた。
 米川部長は釧路市出身。昭和59年に海上保安大学校卒業後、第七管区本部交通部長、第一管区本部総務部長など歴任。前任は秋田海保部長・秋田船川港長。稚内への赴任は初めて。
 稚内は最北端で風が強いという印象とし、30年以上前に巡視船に配属されて間もない頃底引船の日東丸が遭難し、冬の稚内沖で捜索活動に加わったことがあり「大規模な捜索活動の厳しさを痛感した」と話していた。
 国境のマチということを踏まえ「重要拠点の海保として、緊張感を持って動向を見極め我が国の権益を守りたい」とし「地域のニーズに応え、親しんでもらえる海保を目指したい」とも話していた。
 趣味はサイクリング読書、映画鑑賞。最近始めた囲碁に凝っているという。