稚内消防署に水と薬剤2つの消火能力を備えた新しい化学消防ポンプ自動車が配備された。装備品などの訓練を経て4月中旬から運用を開始する。
 昭和61年に導入した大型水槽車「大龍号」、平成3年からの化学車「双龍号」の老朽化に加え、部品が入手しにくくなったことから、2つの能力を備えた車両を更新することになり、平成24年以来5年ぶりの新車両は、8㌧分の水と油火災などに効果がある消火薬剤300㍑を収容できるだけでなく、ポンプ部分などが衛生面に配慮した構造で、災害時には給水車としての役割も備えている。
 30日行われた新車両の引き渡し式では署員ら関係者20人が見守る中、納入業者の二二商会(札幌)の斉藤太雅哉社長からマスコットキーを受け取った稚内地区消防事務組合管理者の工藤市長は「災害時には飲料水として使用でき市民の安心安全のため活躍することを期待します」と挨拶していた。