稚内市内公共土木施設に係る大雨対策検討会は22日、市正庁で開かれ、工藤市長に大雨被害箇所の今後の対策や対応などについて説明したあと、報告書を提出した。
 昨年9月5、6日の大雨災害による土砂崩れや河川氾濫などの被害を受け市では、防災・減災対策について抜本的な解決策を探るため、技術職員を中心にした組織を立ち上げ、大雨災害の原因分析と今後の雨水対策について検討してきた。
 報告会では、昨年9月の大雨により道路や上下水道、河川、農地など93カ所で被災したものの、現在はすべて復旧していると報告し、今後の対策と対応として、被災した重点箇所5カ所で、中央地区(サンホテル周辺)は雨水幹線(国道~稚内港第2副港まで)の整備を検討、チララウスナイ川は川の流量などを調査したあとに改修を検討するほか浚渫を実施。冠水被害のあった緑、大黒と萩見地区は側溝整備などによる排水対策を検討し、勇知地区は稚内開建による国営総合農地防災事業により対策が講じられており、増幌地区は増幌川支流の改修を検討し、改修に向けて国に要望することが報告された。