国土交通省、道、稚内市主催の北海道における空港運営戦略推進シンポジウム~稚内空港が22日、ANAクラウンプラザホテル稚内で開かれ、全国から参加した74企業などの450人が、空港運営民間委託に関して理解を深めた。
 工藤市長が「稚内空港は発着に余力があり新千歳空港の一極化が進む中、道内で受け皿となる空港が必要。夫々の空港活用を大切にし、稚内活性のため連携を図りたい」などと主催者挨拶したあと、国交省航空局の山崎雅生空港経営改革推進室長、道総合政策部の野村聡空港運営戦略推進室長(代理)、鈴木稚内市建設産業部長の3氏が、空港運営民間委託のメリットなどについて説明した。
 山崎室長は、運営が異なる滑走路と空港ビルを一体化することで経営を黒字にし、料金値下げや路線拡大の好循環を目指すとし「千歳の利益で他の空港の赤字を埋めるのではなく、全ての空港が活性化するようにしていきたい」と今後のビジョンについて説明した。
 鈴木部長は平成30年度に整備が完了する大型クルーズ船岸壁と空路を組み合わせた観光や、今後の稚内空港の可能性などについて説明すると共に、冬期間の就航率向上、インバウンドの受入体制など課題にも触れていた。
 このあと150人が参加し観光や課題を中心に意見交換した。
 23日は北防ドームなど観光地と稚内空港を視察した。