奈良県でアルコールや薬物などの依存症患者の支援を行う「ワンネスグループ」による依存症について考えるセミナーが20日午後、キタカラ市民活動室で開かれ、参加者は依存症についての知識を深めた。
 同団体では、依存症について理解を深めるキャラバンを全国各地で実施しており、北海道では18日の函館を皮切りに11月まで道内7カ所を回る。団体共同代表で精神保健福祉士の資格を持つ三宅隆之さんが「依存症と生きづらさ」と題にして自身のアルコールやギャンブル依存症に苦しんだ経験や施設に入所する患者の実例を挙げ講話した。
 家庭環境や人間関係、差別、偏見などで生きづらさを感じることが依存症の要因になると強調し「生きづらさが取り除かれれば依存症から回復できる。地域で依存症への理解を深めることが大切であり、何かあれば相談してほしい」などと話していた。