稚内市と鹿児島県枕崎市との友好都市5周年記念事業として、鹿児島水産高校の実習船「薩摩青雲丸」(645㌧)が6月30日、稚内港に入港する。船で稚内入りした海洋科3年生50人と稚高商業科が交流事業をし友好を深める。
 最北端と最南端の駅がある縁で平成24年4月28日、友好都市締結を交わした両市は、2年後の26年には稚内は「利尻コンブ」、枕崎は「カツオ」が名産で互いに出汁が全国的に誇れるとして「コンカツプロジェクト」をスタート。両校は昨秋開かれた食マルシェで、特産品を使ったコラボ商品を作り販売するなど交流している。
 交流事業では水産高校が開発中のラーメンや船内で調理したカツオ料理、カツオのたたきなどを市民に振る舞うことを企画。商業科生徒がガイド役となり市内観光地を巡る。
 道内の港では稚内に初入港する実習船の一般公開も予定されている。
 商業科の村上究教諭は「交流事業は生徒の実践活動の貴重な場になる。この交流を生かし地域に貢献できるようにしたい」と話していた。