一昨日は印刷が順調に行かず配達員さんには迷惑をかけ、読者の方々には配達する時間が遅れてしまい陳謝申し上げます。
 悪い事というのは続くもので印刷機が上手く行かない真っ最中に来客者あるは、さらに配達された新聞がどういう訳なのか前日のものが配られた―などと弱り目に祟り目の一日であった。
 人生経験から悪い事は続くと体得しているものの、母に続く叔父の死など本当に悪い事は続くものである。
 高校を出て東京に行ったりしているものですから、それなりの苦難はあったのですが、稚内に戻り7年目の平成元年は不幸が続いた。
 小社の創立者である前田彰翁が亡くなり、実母も大腸がんとなり他にも公私とも色々なことがあった。能天気な筆者は別にして妻は前田さんの娘でもあり何かと心労が絶えなかったことであろう。
 話は例によって横道に逸れたが、印刷の担当者が叱咤されたのはもちろんの事で「自分のテリトリー(領域)は是が非でも守りなさい」と言い添えた。
 人がいいだけでは良い仕事はできず、少しくらい癖があっても仕事ができなければ一人前とは言えない。
 いい仕事をしようとするほど他人との対立は回避できず、できる奴というのはそのような対立を乗り越え仕事を成就させる。
 出る杭は打たれるというが、そんなこと気にしていては仕事はできない。甘えなく妥協なく自らを律してやってほしい。
 次代に引き継ぐということは精神を継承することであり、打算だけでは東芝の二の舞になる。