大谷高跡に建てる新カーリング場含め一帯の公園整備計画予算が議会で可決された。これで市長念願のカーリング場建設が進捗されることになったが、昨年の3月議会で予算が否決されたあと担当課では議員の意識醸成を図りながら4シート(レーン)にするなどとの落し所を模索し今年の予算計上に至った。
 可決されたもののハレーションがあり本紙には昨年(約70件)ほどではないがこの数日は連日投稿がある。
 老朽化したノシャップのカーリング場を移転改築するということに対し、例えば浜森市政の頃のよう景気が良かった頃には市民の了解を問題なく得ることができたであろう。
 しかし、その好景気の頃と今とでは人口も減り経済も衰退しており国庫補助がある建築費はまだしも、電気代など管理維持費が年間3千万円もかかることには「大きな負担になる」というのが市民の言い分なのだ。
 カーリング場反対の市民の大半は「身の丈以上」「身分不相応」など現在の状況から将来を不安視する言わば稚内を思っての苦言なのだろうし、行け行けどんどんの時代ではないでしょ―との戒めでもあるのだろう。
 次代への負担も心配し、二進も三進も行かなくなった場合「誰が責任を取るのか」という、今までの稚内では考えられない責任追及論もある。全日空ホテルや宗谷畜産公社など3セク破綻が尾を引いているのか。
 現状を打破し子供たちに夢を―という市長の思いには筆者も賛同するが、如何にも市民の忌避感が強過ぎる。
 利用者を増やすしかあるまい。