北海道観光振興機構と全日空がインバウンド対策として26日から新千歳~稚内間を結ぶ空路で外国人に限り片道5400円(通常1万800円)で乗れる特別運賃を導入する。稚内の観光関係者は更なる外国人観光客増加に期待を寄せている。
 札幌など都市部に偏っている外国人観光客に地方へ足を運んでもらうことが狙いで、昨年末に道と全日空が結んだ包括連携協定の事業として新千歳と稚内、釧路、女満別、中標津、函館を結ぶ道内5路線を外国人客限定で片道5400円の運賃にする。限度はあるが10月下旬まで実施する。
 先に稚内外国人観光客誘致受入実行委員会が香港で開いたFIT(個人旅行者)向けの観光説明会で、同行した全日空の担当者が空路の特別運賃などを説明すると香港の人達は高い関心を示した。
 東稚内観光協会専務理事は「昨年から香港の観光客は順調に伸びており、更に増えることを期待している」、宗谷総合振興局の佐藤商工労働観光課長は「新千歳から来た外国人観光客にレンタカーなどで宗谷各地を周遊してもらいたい」としている。