稚内漁協の第69回通常総会は14日午後、サンホテルで開かれた。
 出席した組合員、来賓60人余りを前に、安藤組合長は主力のコンブが近年にないほど少ない135㌧で、金額も2億9800万円と大幅減少したものの、毛ガニ、ナマコは前年を上回る取り扱い高となった。市場では3318㌧、32億2000万円の取り扱いを上げた―と昨年を振り返り「組合運営に関わる厳しい状況が続くものとみられるが、役職員一丸となり取り組んでいきたい」などと挨拶した。
 昨年度決算は▽信用事業2460万円▽共済事業800万円▽購買事業1709万円▽販売事業2231万円▽市場事業1億2510万円▽利用事業632万円▽製氷貯水事業117万円の赤字▽漁業自営事業1107万円▽指導事業3466万円▽無線事業5万円。事業総利益は2億4801万円で経費を差し引いた事業利益は3755万円。事業外所得の963万円を足すと4719万円(前年824万)の大幅黒字になった。税引前当期利益7429万円、当期剰余金5277万円。
 水揚げ状況は▽イカ1619㌧、9億7432万円▽ナマコ283㌧、8億5430万円▽毛ガニ248㌧、5億3400万円▽コンブ135㌧、2億7644万円などで総額は32億円を超えた。
 今年の事業計画として①利尻産ウニの放流(40万粒)②はまなす地区の早採り(ただし繁茂状況を見て)③サケの飼育、400万尾放流④ニシン30万尾、ヒラメ12万尾放流⑤トド、アザラシ対策としてハンターによる駆除など策定した。