大阪府の森友学園の問題がマスコミを賑わす中、稚内にも同じような土地の売買があったのでは―との投書があった。その投書曰くその土地には当初、学校を建築しようという計画あったそうだが何か有害なものが埋まっているということで取り止めになり、その後市民が土地を購入し店舗を建て営業しているのだという。土地の価格は相場から破格に安い金額で売られており「毎日近くを通っている」という投稿者は土中に埋まっていたとされる物を除去するような作業は行われていなかったとしている。「大阪の問題があって、なるほどと思った」と投書の最後に書いてもあった。
 人間にとって命の次に大事なカネにまつわる話は古今東西、枚挙に暇なく、稚内でも耳にすることがある。
 例えば道路拡幅など改良工事に伴う濡れ手に粟の所業などがそうであろう。
 全国、全道的な話題であれば未だしも稚内という狭いエリアの、この種の話というのは口端に上り人から人へ広がる。今回投書された方は土地の売買額など詳しく、単なる噂の域に止まらない気はするが。
 人の噂も七十五日と言い、そのうち噂もなくなってしまうもののカネや異性関係など人の好奇心をそそる類のものは消えそうで消えないものである。
 投書だけでなく商売柄、悪いことを見聞することが多いが、囃し立てることなく、淡々と対応したいと思っている。
 人の社会というのは厄介なところがあり渦中に深入りしないよう努めるもそうでない時もある。厄介だ。