財務省北海道財務局旭川財務事務所は2月に判断した道北地方の景況をまとめ明らかにした。
 それによると、個人消費は緩やかに持ち直しつつあり、主要小売店の売上高は白物家電などが弱い動きとなっているものの、日本ハムファイターズ優勝セールもあり衣料品、飲食料品などが前年を上回った結果、総体では前年を上回った。
 乗用車は軽自動車が前年を下回ったものの普通車、小型車が前年を上回った。
 住宅建設は持家、貸家、分譲いずれも増加しており、緩やかだが持ち直しつつある。
 旭川、稚内空港とも乗降客数は前年を上回ったが、国際線(旭川空港)は便数減少によって前年を下回り全体では前年を下回った。
 旭山動物園の入園者は前年を下回り、主要ホテルの客室稼働率は層雲峡温泉下回るも旭川市内は前年を上回った。
 雇用情勢の好調は続いており、新規高卒者の求人倍率も前年より高く内定は順調に進んでいる。
 公共事業は、前払金保証請負金額でみると第3・四半期(昨年10~12月)で留萌地域は前年を上回ったが、上川、宗谷とも下回り全体では前年を下回っている。
 生乳生産は、上川、留萌、宗谷とも前年を下回った。
 漁業は、コンブ、ナマコ、サケ・マス、イカは減少したものの、ホタテが増加したことから量・金額とも前年を上回った。
 金融機関の貸出金残高は、事業者向けは運転資金需要の減あるものの、設備資金は不動産業などに需要がみられ、個人向けも前年を上回っている。
 企業倒産は、件数減るも大型倒産があり負債総額は前年を大きく上回った。
 旭川事務所では「道北の経済は一部に弱さがみられるものの、持ち直している」としている。