再びあの日が近付いてきた。6年前の平成23年3月11日午後2時46分に起きた大地震によって東北の三陸海岸一帯は津波に襲われ家も工場も田畑も、そして2万人もの人々が波にのまれてしまった。
 6年経つというのにマチの復興は年月ほど進まず、TVを見る限り防潮堤や土地の嵩上げは施工されるも一般住宅はポツポツしか建設されず商店街形成も進んでいない。
 大地震によって炉心熔融という重大事故が発生した福島第一原発破損による放射能汚染で未だに元住んでいたマチに帰れない人が数万人にも及ぶ。
 安倍さんは3年ほど前だったか、マチの復興は進んでいるし原発事故での帰宅困難地域解消も進んでいるような話をしていたが、TVに映し出され新聞などに載るマチの様子はひいき目に見てもとても「進んでいる」とはいえない。
 大津波もだが、原発事故の恐ろしさをまざまざと見せつけているのに拘らず原発再稼働に着々と手を打っているのはどういうことなのか。呆れてしまう。
 北電は風力発電の電力買い取り枠を今の3倍にすると表明したが泊原発の再稼働は既定事実として実行しようとしている。
 泊が停止したことで電気料金は2度も値上げされたが、電力逼迫という状況は来たしておらず、何も無理して泊再稼働もなかろう。
 「泊が再稼働すれば料金は引き下げます」と馬鹿の一つ覚えを繰り返す北電の経営陣。
 風力でも太陽光でも道民の電気は賄える筈であり、廃墟と化した福島原発周辺町村の二の舞は御免だ。泊は廃炉にすべきだ。