国際女性デーの稚内集会が4日午後、文化センターであり、稚内北星大学の学生が樺太引揚者への取材を経て作ったドキュメンタリー作品「私たちはカラフトを知らない」の制作秘話などを話した。
 8日の国際女性デーを前にした集会には市民ら130人余りが参会。作品を上映後、制作に関わった4年生の坂川秀代さん、濱田里実さんらがパネルディスカッションし、作品を作る上で祖母が樺太引揚者だと知った坂川さんは「祖母だけでなく、祖母の回りが引揚者だと知り歴史を学ぶ大切さを教わった」と語った。
 樺太プロジェクト監修者の侘美俊輔准教授は「作品は自分の家族について知る機会となり、樺太であった悲劇を知ることで平和の尊さを伝えることができる」と話していた。