昨年の今頃、小社への投書が頻りなしにあり議会でも上程された予算案が否決されるという憂き目にあったカーリング場建設を含むみどり公園(大谷高跡)整備事業に約6800万円の予算が盛り込まれた。
 新カーリング場は4シート(レーン)にし観客席は200人分設けテレビ中継できるスペースもある。新年度実施設計し翌年の平成30年度着工、32年春の完成を予定している。
 電気代など維持費が問題視されている中、当初の5シートから4シートになったことで必然的に500万円以上減り3000万円弱になると市は試算しているが、一緒に整備される多目的体育館や武道場、アーチェリー場、弓道場など管理を含むと4400万円ほどになるという。
 この管理・運営費が高過ぎるというのは尤もなことなのだが、何もかも一緒くたにし論じるのは無理があり、ここは供用した後を検証するのが宜しいか。
 開業医誘致活動が実を結びつつある医療の医師確保対策事業費として9800万円計上されており、医療過疎による人口流出を防ぐことの一助にもなろう。人の生き死に係わることなので細かい算盤は弾かない方が得策か。
 新しいゴミ処分場建設にも取り掛かりPFI事業での実施に4600万円盛り込まれ着手される。
 市長は本紙正月号インタビューで「10万以上の人口あれば民間主導になる事業も稚内は行政が率先しやらないといけない」とこぼしていた。新年度予算編成は正にその通りで、市に頼るのでなく今、稚内に求められているのは民間活力だ。