稚内水試調査研究部の佐野主査が取り組んでいるミズダコ調査が順調に進み、飼育中の卵が大量に孵化している。
 生態に不明な点が多いミズダコの調査に取り組み始めた昨年、6匹のメスのミズダコが生んだ卵が12月末から少しずつ孵り、ここ数日、数万匹の稚ダコが次々に孵化しているという。
 先に孵化した稚ダコは現在、20匹ずつ水槽に分けて入れ、6種類のエサを別々に与え育成の成果を調べているが、ニワトリの卵をゆでて砕いたエサは食い付きが良いようで、1カ月ほどの観察で順調に育っているという。
 佐野主査は「これからもエサの種類、パターンを増やしながら調査したい。親のメスダコも卵を産み終えたあと、エサを与えないでどのくらい生き延びるのか調べていきたい」と話していた。