北海道書道教育研究会主催の第27回墨遊書展で、緑6、髙木扇寿(本名益子)さん(79)が一般創作の部で最高賞の「推薦」に輝いた。
 全道から課題部、創作部、硬筆部の3部に2000点以上の応募がある中、髙木さんが出品した字句を自由に決めて書く創作部には190点の応募があり唯一人、推薦に選ばれた。
 髙木さんは家業に忙しい毎日を送り、漸く余暇が出来るようになった72歳頃、書道家の中本青岳さんらの作品展に足を運び感銘を受け書道を志すようになった。
 それから週一回、中本さんの指導で書の世界に入っていた髙木さんは毎年同展に出品。これまでに秀作や佳作にも選ばれている。
 今回出品した作品は生命を大切にとの気持ちを込め「命」という字を縦70㌢、横45㌢の和紙いっぱいに勢い良く書いた。「受賞した実感はまだありませんがとても嬉しい。これからも体が続く限り書道を続けて行きたい」と喜びを語っていた。
 師である中本さんは「僅か7年ほどで最高賞を受賞するのは素晴らしい。年齢に関係なく挑戦する気持ち、努力に勝るものはなく私の励みにもなりました」と称賛していた。