工藤市長は21日、会見を開き、新年度当初予算などの概要について発表。昨年11月に示した経営方針に基づき市政運営の柱として掲げた「まちの可能性を実感し、未来を拓く市政」など4つの柱と将来都市像「人が行き交う環境都市わっかない」の実現を目指し着実に取り組む予算編成をしたことを強調した。
 新年度予算案の総額は442億3770万円。前年度当初予算から0・6%の2億7405万8000円の増。一般会計231億9500万円(前年度対比0・4%減)、特別会計79億5370万円(同0・4%増)、企業会計130億8900万円(同2・6%増)。
 財政調整・てっぺん応援など基金から13億8400万円取り崩し予算措置した。
 これらの予算について説明した工藤市長は「若い世代が安心して働き続けられる環境作りのためにも新たな事業の実施や既存の拡充を必要に応じて迅速に進めていきたい」と述べた。

「補正は当初から6億円余減額」
 市の本年度3月補正予算案は、一般会計3億94万2000円、追加特別会計1億2815万5000円、企業会計7億9421万9000円各減で当初予算から6億2143万2000円減額された。
 これにより本年度の予算は一般会計267億3880万円、特別会計78億4034万円、企業会計120億5417万円の466億3331万8000円となり、前年度から4・1%の18億4247万円の増。
 3月補正では国の地方創生拠点整備交付金を活用した事業で、旧商業高校実習棟を活用した生涯学習総合支援センター(仮称)の整備に1億9018万円(国からの交付金7167万5000円)、平成33年解散を予定している一般社団法人全国カラフト連盟から本市に対し、所蔵資料の譲渡と事業継承に伴う寄付として5000万円の寄付金を基に新年度に設立予定のカラフト記憶継承基金が設けられることになった。
 病院事業会計の3億5154万9000円の減額は、医療費減額と合わせ西病棟の耐震改修に要する建設改良費の減額、水道事業についても3億8224万2000円、下水道事業6042万8000円の減額。