「北方領土の日」の7日午後、稚高で元島民による特別授業があった。歯舞諸島の水晶島出身の高塚正勝さん(80)が島での思い出話しをし領土問題の早期解決を訴えた。
 宗谷総合振興局が主催した特別授業には1年生180人が参加した。高塚さんは歯舞諸島はコンブなど豊かな漁業資源に恵まれていたなどと当時の島の様子を振り返り、旧ソ連軍により強制退却されたことに「寂しい思いでいっぱい」と語っていた。
 真剣な眼差しで聞いている生徒に向けて「元島民の高齢化が進み、若い人たちにもっと北方領土に関心を持ってほしい」と話していた。