道開発局・稚内開建主催の北防波堤ドームの竣工80周年を記念したセミナー「稚内市民のくらしと稚内港」が7日午後、稚内地方合同庁舎で開かれ、参会者がドームの歴史を振り返ると共に、稚内港を拠点としたマチづくりについて考えた。
 参会した港湾、観光など関係者80人を前に平成2年から2年間稚内港湾事務所長を務め現在は日本データーサービス(札幌)顧問の関口信一郎氏が「稚内のマリンタウンプロジェクトの新たなステージへ」と題し講演。温水プール建設などマリンタウン計画に関わっていたことを踏まえ、第3ステージに入り稚内港は大型クルーズに対応した港、北極海航路の寄港地などとしての可能性があるとし「20、30年後を見据えたビジョンを作り、実現させてほしい」と力説した。
 続いて登壇した稚内市の鈴木聡建設産業部長は80年を迎えたドームの歴史などを紹介し、これから目指す稚内港について大型クルーズ船や自然エネルギーのマチ、北極海航路の先端基地、サハプロの拠点港としての構想を挙げ「世界の拠点港を目指して行きたい」と話した。