JT(日本たばこ産業㈱)の今年のタバコ販売本数が1000億本を切る予想をしている。あれだけ喫煙者がいた小社でも僅かに減ってしまい紫煙によって朦々としている光景は今は昔の話である。
 筆者も13年ほど前までは喫煙者で外での飲酒や麻雀をする時には1日3箱(60本)喫うこともあった。止めた動機ははっきり覚えていないが、おぼろげに健康には悪いと考えていたのは確かで、健康を思っての禁煙だったのだろう。
 タバコを喫わない人への健康被害もとかく問題になるが、禁煙し分かったのは如何に他人に不快な思いをさせていたかということであり、我が身を振り返ると反省頻りだ。
 北海道民の喫煙率(人口に占める喫煙者の割合)は以前、軽く60%を超えていたかと記憶しているが、現在は恐らく20%に満たないであろう。喫煙者の肩身は益々狭くなるばかりだ。
 何処に行っても「禁煙」「分煙」一色であり、嗜好品の中でも忌み嫌われの割合は群を抜く高さで、昔、ヘビースモーカーだった筆者からも御同情申し上げる次第だ。
 禁煙するには先ず不味いタバコを数カ月喫って脳に「こんな不味いもの喫っても益がないこと」を悟らせ、アメなどを舐め口淋しさを癒すことでありニコチンパットなど頼らず自分でやり抜くという精神力が大切になる。
 禁煙を完遂すると自信も生まれ、その後の生き方が変わってくるとまで言わぬも二皮ほど剥けるのは確かだ。
 途中はタバコを喫ってる夢を見るほど禁煙修業は辛いものがあるが、その先には光も。