地域の子供たちの食や成長を支えよう―とする市民有志の団体「地域食堂ふらっと」(藤本英文代表)による地域食堂は28日、東地区活動拠点センターで試験オープンした。
 近年、貧困など様々な事情で全国的に食事がままならない子供たちが増えており、その要因として厳しい経済情勢による家計の困窮や保護者の共働きで、子供たちが1人で食事をしたり、満足に食事ができないのを防ぐために全国各地でこの食堂が開設されている。
 そのような背景を含め稚内で民生児童委員として活動している南地区児童部会長の藤本さんと子育てネット〝わっかホーム〟の藤谷千賀子さん、稚内北星大学の若原幸範准教授を中心に、子供たちに加え1人暮らしで片寄った食事を摂る大人も含め地域住民がふらっと訪れ交流出来る場として昨年12月に管内で初めて実行委員会を設立した。
 おためしオープンには支援者20人余りが参加し、市内の企業から提供を受けた食材や寄付金から購入した食材を使用し、五目うどんと巾着煮の2品が振る舞われ、訪れた学童に通う子供たちや地域住民らは、手作りの味を満喫し、午後からは、稚内北星大学の学生や稚高定時制の生徒たちと一緒に遊んでいた。
 藤本さんは「皆さんの協力もあって開設することが出来ました。今後も誰もがふらっと立ち寄れる場所にしていきたい」と話し、今後は、アレルギー対応メニューの事前発表などし年4回程開設していきたい―とし、市民や企業の支援協力を呼びかけていきたいとしている。