新年明け2週間経った。挨拶回りや新年会を終え普段の生活に戻った方も多かろう。ここまでは「氷雪の広場」会場(北防ドーム公園)の設営ができないほど雪が少なく助かっているが、明日からは吹雪模様の予報がされており雪かきの苦役は本番を迎える。
 当面の関心事は今月20日に米国大統領に就任するドナルド・トランプ氏の動向で、日本時間の12日未明にあった大統領当選後の記者会見では一部メディアを「フェイク」(嘘)と扱き下ろし、中国、日本、メキシコ3国との貿易不均衡を滅多刺しにした。
 彼は選挙中もだが当選後もツイッターで意見を開陳するだけで昨年11月上旬の当選以降メディアとの公式会見は開かずに来た。その方法は兎も角、一部メディアを扱き下ろし発言させないという態度に識者含め大方の日本メディアは「寛容でない」「米国大統領らしくない」などと批判しているが、彼には元々寛容さなどなく、然して大統領らしく振舞うという気持ちもない。経歴から推し量るに如何に米国の経済、ひいては国力を立ち直させるか―という経営者としての感覚しかなく「らしく」などと言うのに最も懸け離れた人物であることを忘れてはなるまい。
 要は儲かるか否かが彼の大命題であり人間性などは二の次なことを改めて思えば今の批判は当たっていない。
 金儲け、米国の経済再生のためには何でもありと決めつけてもよく、そういう意味ではより不透明な時代に入ったといえよう。東大出の官僚と政治家はこれまでの思考を変えなければなるまい。