穏やかな清々しい年を迎えました。稚内らしくない天候がこれからも続くことはなく、そのうち白魔がやってくるのに違いない。
 稚内の2017年、平成29年、酉年がスタートした。酉年というのは商売が飛躍するらしい年とされているものの、どうなのか。大半の市民は「厳しい年になりそうだ」との思いを持ち慎重に1年の歩を進めていることであろう。
 沖合底曳き漁全盛時の昭和40年代のようなことはなく、観光も建設業も往時からみると見劣りするといっても、ボロ儲けは出来ないながらも自分の生活を維持するものは得ており、そういうことでは夕張など旧産炭地などに比べれば恵まれている。
 ボロ儲けにはザルという勘定があり実際計上される利益は泡銭にも似た利益の実態だったかも知れない。
 製造や小売業は地方からの〝黒船〟来襲もあり地元業者の大半は廃業を余儀なくされ市民は利益至上の進出店に安い賃金で雇用されている。そこに昔あった経営者と従業員のいい関係は存在しない。
 閉塞感いっぱいの稚内にカンフル剤を打たなければならない市職員は稚内市民のはずなのに自分たちのテリトリーに収まり、一般市民とは隔絶した場所に立とうとしている。
 昔あった役人天国からは改善されているが一般との乖離は無くならず、今こそ危機感を持ち市民一丸となった取り組みが求められている。新年に相応しくない内容が杞憂になること願い今年第1回を終いにします。
 怯むことなく前に進み良い年なること願っております。