今年最後の小欄とあって柄にもなくテーマに迷った。リオ五輪・パラリンピックでの日本選手の活躍、日本ハムの10年ぶり日本一と大谷投手の時速165㌔投球、チャンスを逸し続ける角界の稀勢の里の不甲斐なさ等々スポーツのこと。4月に前震・本震とあった熊本地震、相模原の障がい者施設での元職員の蛮行、清原元プロ野球選手の覚せい剤等々。政界では小池百合子都知事誕生による豊洲市場移転と20年東京五輪での確執等々、思いついただけでも枚挙に暇がないほどあった。
 稚内も新カーリング場建設問題やサハリン航路、医療問題、JR宗谷線など話題は多々あるも、鉄路を除けば方向性が見えてきており何よりの事だ。
 しかし景気は良くなく資金力の乏しい会社の淘汰は続くだろうし何にも増して人口減が気に懸かる。人が減ると消費が減りカネが回らなくなる。手持ち資金が減れば給料・ボーナスアップも見込めないし、企業としては廃業という憂き目に遭うやも知れない。
 そうすると職を求め稚内を離れざるを得ないが、移転先で軌道に乗るとは限らず行くも残るも身に堪える厳しさになるのか。
 こう書いてくると悲観的な未来に打ちのめされそうだが、古くは江戸時代末期から歴史がある宗谷(稚内)の持つ力は柔なものでなく、障害があるからこそ立ち向かってきたよう真の能力を発揮する時が来たやも知れない。
 今回もそうだが、取り留めない小欄に付き合って戴いたことに感謝申し上げると共に、皆様にとって来年が良い年でありますよう願
っております。