新潟県糸魚川市で156棟も焼く大火があった。お正月控え家を失った方々にお見舞申し上げる。
 稚内でも平成14年6月29日、中央レンバイ(現回生薬局辺り)の漏電が原因とみられる大火があった。仲通り近辺にあった30店ほどが被害に遭い、その後焼失跡には回生薬局、サツドラ、クラーク書店など新しい建物が建ち営業しているが往時の面影なく、人口の南地区移動も相俟って一大紅灯街であった仲通りは今、年の瀬になっても人通りは少なく残念な思いをしている左党もいることだろう。
 糸魚川でもそうだが稚内の大火でも当日は風が強く、最初はのんびり被災地区でパチンコしていたりしていた人もいたそうだが、そのうち風に煽られ火の手はあっという間に広がり大惨事になった。
 消火活動も水の出が悪く、折から消防関係者の結婚披露宴が催されるという不運も重なり一帯は焦土と化してしまった。
 消防署では大火後、「稚内大火を忘れるな」と消防訓練を大掛かりに行っており、大火以降の有事に備える態勢を強化している。
 年がら年中、風が強い稚内で一旦火事が起こると、とんでもない被害になることが多く消防に携わる署員・団員の心痛は計り知れないものがあろう。
 稚内は大火を教訓に強固な消防態勢に加え予防への啓発など活動もお座なりでないものがあり、市民生活の安全安心を守っている。
 冬場によく見かけるのが署員の消火栓周辺の除雪だ。何時起きるか知れない災害に万全を尽くすのは当たり前のこととはいえ直向きさに頭が下がる。