稚内市防犯協会が産声を上げ60年経ち記念祝賀会が開かれ、中居会長が挨拶の中で歴代7氏の会長名を挙げ功績を称えていたが、星霜60年の歩みを振り返るのに会員個々の働きが土台にあるものの、会長職にあった方々は稚内の時代を映す顔役として個人的に懐かしく拝聴させて戴いた。
 初代は伊藤忠蔵氏(稚内信金理事長) 、2代目早坂栄氏(宗谷木材社長)、3代目関金作氏(宗谷木材専務)、4代目米沢秀雄氏(宗谷米穀=そうべい=社長)、5代目大野祐儀氏(大野水産社長)、6代目富田勉氏(富田組社長)、7代目丸小一出彦氏(オフィス文具会長)という歴代会長の中で筆者個人は伊藤、早坂両氏を存ぜぬも関さん(後の商工会議所会頭、稚内プレス社役員)以降の会長はよく承知している方々で、祝賀会で丸小さんが登壇し中居会長から感謝状を受け取る様子には万感胸に迫るものがあった。
 協会の歴代会長ら役員、会員の活動の賜で稚内署管内の犯罪件数は多い年で1823件(昭和39年)もあったのに昨年は十分の一の188件まで減り、今年はここまで更に下回っているとのことで安全・安心を目指す協会にとって面目躍如といったところか。
 今、犯罪は街頭犯罪から特殊詐欺など巧妙化しており警察も手を焼いているが、住民への意識付けには防犯協会など民間団体の協力が欠かせなく、そういうことからも防犯協会の役割は益々高まっている。
 創立60周年を機に一層犯罪も非行もなく明るく住みよい稚内のためひと踏ん張り願うものです。