日本漢字能力検定協会が国民に公募し選ぶ今年の漢字に「金」が決まった。キンかカネかは知らねどリオ五輪はあったし、相も変わらずカネに絡む事件や不祥事は山ほどあったので妥当といえば妥当だが、3回目というのは少々飽きも。それだけカネに纏わる事が多かったということか。
 おカネの事をあれやこれやと書くのは昨日に続いて―ということになるが、幾ら命の次に大事とはいえ事件が多過ぎよう。殺人事件など陰惨なことの中にあってオレオレなど特殊詐欺はカネが絡むとはいえ「幾ら騙されたの」 「気をつけなければダメよ」などと他人が思うよう悲惨さはなく、「持ってるものよね」とおまけの言葉まで控えている。
 しかし許せないのはお年寄りを騙すことで爪に火を灯し貯めたのに、犯人らの巧みな話術によってコロリと騙されてしまうというのは日本人はお人好しが多いということか。人を見たら泥棒と思いなさいと教育されていたでしょう。
 人には性善説と性悪性を説える二つの人種がいる。元々の性格もあるが、我々マスコミ関係の人には性悪説派が多いだろう。人を疑い信じないところに取材の原点があり、お人好しでは恐らく務まらない。
 その疑い深い筆者思うに勝手放題であるならば人はお金にも手を付けるし恋愛だって奔放であろう。悪い事をすれば警察の御厄介になってしまうので犯罪に手を染めることのブレーキとなる。
 ブレーキの効かない車ほど恐ろしいものはなく〝安倍車〟の暴走ぶりが最近やたら目に付く。