就役式で紹介された「りしり」乗組員

就役式で紹介された「りしり」乗組員

活躍期待されるヘリ離着陸甲板

活躍期待されるヘリ離着陸甲板

 稚内海保に所属する新造の巡視船りしりの就役披露式は、11日夕方、ANAクラウンプラザホテル稚内で岩崎俊一第一管区海上保安部長ら海保職員40人と工藤市長ら来賓80人が出席し開かれ、国境警備ばかりでなくヘリコプター離着陸可能なPL11艦による離島の救急態勢が確立されることでの海の安全への期待が膨らんだ。
 午後4時半からANAホテルで開かれた就役披露式では、この日を待ち望んでいたもののインフルエンザで出席が叶わなかった及川稚内海保部長に代わり佐々田次長が前艦のれぶんに続く新造船の担う役割は大きいとしてヘリ離発着できる甲板とヘリへの燃料補給が可能になったことにより「海難救助など北海道の海の安全安心が確立された」と式辞を述べ、岩崎管区本部長は「サハ・プロ船の400隻(年間)はじめ多くの外国船が航行する海峡の安全をしっかり守っていきたい」などと挨拶した。続いて武部衆議(代理)、工藤市長が「国境に暮らす住民にとってりしり就役は安心になる」などと祝辞を述べた。
 続いて秋山寛治船長ら乗組員27人が紹介された。
 このあと海上保安協会稚内支部(風無支部長)主催で催された祝賀会では鏡割りもあり中田稚商会頭の三本締めで散会した。
 就役式の前には係留先の北埠頭で見学会があり杉本首席主計士ら乗組員が指令室など案内し、海上業務に使用されるレーダーや監視カメラの搭載設備や、エンジンの管理を最新鋭の機器で行っていることなど説明した。
 りしりの特徴であるヘリコプター甲板では海難事故の救助対応が迅速に行うことができドクターヘリでの救命活動での活躍が期待されるなどとし、乗組員のトレーニング場としても利用されている―と説明があった。
 就役式招待者の見学会には80人が参加した。