年の瀬が迫っていることを実感する新語・流行語大賞(ユーキャン主催)が発表され、「神ってる」が大賞に選ばれた。何時ぞや小欄の表題にも使わせてもらったが、25年ぶりにプロ野球セ・リーグを制覇した広島の中にあって2試合連続しサヨナラ本塁打を放った鈴木誠也選手の活躍に緒方広島監督が思わず言った言葉である。
 トップ10には他に「保育園落ちた日本死ね」「PPAP」「マイナス金利」など入り、候補に挙がった「都民ファースト」「びっくりぽん」「レガシー」など20の言葉は選から洩れた。
 2日の読売新聞には世界、日本、北海道の10大ニュース候補も掲載され、カウントダウンに向けた今年の精算にまっしぐらというところだ。
 流行語にも幾つかあったが東京都知事選に圧勝した小池百合子女史の築地市場を廃止し移る豊洲市場、2020年東京五輪への対応が興味を引いた。男性では一刀両断にならなかったろうから森喜朗(元首相)、石原慎太郎(元知事)両氏が敵役ごとくあったのは痛快で、拍手を送った国民も相当数いることでしょう。
 日本人は悪代官や悪徳商人をやっつける勧善懲悪の筋立を好み、正義のスーパーウーマンの一挙手一投足に溜飲が下がった御仁はいただろう。政治はこうなくてはならない。東大出の頭のいいだけでは政治はできず、そこに情緒という心が入ることで司ることが可能になる。
 サイレントマジョリティー(声なき一般大衆)は見てないようでしっかり見ているので用心あれ。