本紙に「稚内市役所を監視する会」という団体から「稚内市役所定年退職予定者の悪質就職斡旋調査等について」と題する手紙が届いた。
 手紙の内容は、来春定年退職する10数名の職員の再就職への調整が始まっており民間は自らがハローワークに登録するなど再就職に苦労するのに対し、面接もなく65歳まで〝ぬるい職場〟で過ごすことには腹立たしく思うし、稚内市民はもっと市役所に監視の目を向けるべきではないかとの趣旨であった。
 筆者個人の感想を言わせてもらえば、誰もが思っていることを明文化し痛快この上ないが、個人を貶める表現があったのは気になった。
 国や都道府県含めて公務員は批判の対象になりがちだが、公務員に中にも立派な人はごまんとおり一緒くたに論じることはある意味自らの狭量さを露呈することにもなろう。
 しかし市職員の天下りには不満を持つ一般市民が少なからずおり市は国、道並みの再就職規定(自分の係わった会社など)を設けることも一案だろう。
 筆者の同級生も年金が完全支給される65歳まではと粉骨砕身している人がいる。その再就職環境を見る時〝ぬるい〟とは言えない。
 とはいっても市職員が色々と好遇されているのは事実であり、そういうことでは再就職綱領を制定するのも必要であろう。
 同じ稚内人がいがみ合うことなく夫々の立場を尊重し、市民として手を取り合い幾らかでも稚内が良くなるようなることを望むものです。理想論と言われても理想なければ何事も改善しないからね。